植物成分リグニンを主成分とする工業原料         
 リグノスーパーD   
21世紀を、生物資源を中心とする化学の時代に!  
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関連ページ
■リグニン接着剤

■河野新素材開発潟zーム

石油化学を中心とした20世紀の化学工業は、プラスチック、化学繊維、接着剤他様々な化成品を生み出し、人々の生活を豊かにしました。しかし、その一方で深刻な環境問題を引き起こしました。
ここで自然界に目を向けてみましょう。生物界は、石油化学よりもはるかに美しく豊かな化学反応に満ち満ちています。
私たちは、生物資源を有効に活用した、新しい製品開発を目指します。
[用途]
■各種粉末の結合材
■農業用結合剤
■土壌結合剤


…緑化に貢献します。

■砂漠緑化に貢献するリグニン



       

リグノスーパーDは、リグニンを主成分とする工業原料です。
接着剤・分散剤など幅広い用途に使用できます。

接着剤 土壌結合剤
鉱石粉末の粘結剤
セラミックス原料の粘結剤
鋳物砂結合剤
肥料造粒剤
練炭粘結剤
その他、各種用途の接着剤。
分散剤 コンクリート分散剤(減水剤)
せっこう分散剤(減水剤)
塗料の分散剤
染料・顔料の分散剤
石油に代わる植物資源
リグニン

 リグニンは、植物の中でセルロースの次に多く含まれる主要成分です。植物の構造においてセルロース繊維の間を埋めるセメントの役割を果たしています。
 製紙工場では、セルロース繊維を取り出して紙にする過程でリグニンが分離されて排出されます。
 中国では1990年代後半から紙の需要量が急増しましたが、リグニンに関するする技術が無く未利用のまま排出されていました。当社はいち早く、中国科学院、中国製紙工場、南京林業大学などと協力して、リグニンの有効利用に取り組んできました。リグニンは、接着剤だけでなく、様々な用途が期待できます。
 潜在的な供給量は、中国だけで年間1000万トンあります。
 リグニンは、石油に代わる、21世紀の主要な資源になることを確信しています。


粉体の結合に最適です!
 金属・無機材料
 結合剤


・金属ブリケット
・セラミックス粘結剤
・炭の粘結剤
 農業用結合剤

・肥料造粒剤
・保水剤
・土の飛散防止剤

土壌結合剤





製品情報
リグノスーパーDは、製紙黒液を精製して得たリグニン製品です。
中国の製紙工場で製造。
植物原料は松です。
主成分リグニンスルホン酸カルシウムのほかに、炭水化物とその分解物、無機塩類を含みます。
仕様

主成分:リグニンスルホン酸カルシウム
黄土色の粉末
含水率7.5%以下
H4〜6
溶解性…水に良く解ける。
PP袋づめ、25kg入り

       製品の外観